新しく仕事をする上で特に大事な事

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先日あったある出来事

私は現在、小さい、本当に小さい組織ながらも代表をやらせて頂いている。
そこで先日あった話なのだが、業務委託をしているある人に、ある新しい仕事をお願いした。
ところが正直にいうとその人にこちらの意図に沿った事をやって頂けなかった。
勿論、私も考えた。伝え方が悪かったのか。
やって欲しい事をあまり明確にできていなかったのだろうか。

だが、実際に考えた上で振り返ってみても、思うところがあったので皆様にも何かお役に立てれば良いなと思い、お伝えしたい。

実際の所90分という時間ある事をお願いしたのだが、その方は実際にこちらがやって欲しい事をやってくれたのは30分程度。後の時間はお願いしていない分野の事(自分の好きな話)をしてしまっていただのだ。

残念ながら、この方にこの新しい仕事を頼む事はもうないだろう。

ではそうならない為に、そして信頼を勝ち取るために大事な事を皆様にはお伝えしたいと思う。

① 与えられた仕事を相手が思っている以上の質で行う事

まずは相手に頼まれた仕事(お願いされた事)を一生懸命にやり、相手が思っている以上の質でできるようにしよう。
他の事、自分がやりたい事はまずは後回し。特に最初の時は絶対に与えられているメインの仕事から。
特にフリーランスの人は1回目の仕事の質が今後に繋がるかどうかの全て。
全能力を使って1回目に頼まれた事を頼まれた以上の質でやろう。

与えら得ていない仕事はしない。余計なことには口出ししない

①を言い換えたようにも聞こえるが、とても大事なことである。
仕事というのは大体は分業制で得意な所を得意な人がやるように考えられている。
特にうちの場合はそうだ。皆様と業務委託で契約し、得意分野の業務のみをお願いする事としている。それがもっとも効率が良く、責任を持て、ストレスも少ないからだ。

またそのような場合、特に他の部門には専門としているスペシャリストがいる。
そこに対して初回でまだ何も分からない人が口を挟むべきではない。
まずは自分の仕事を100%完璧にこなし、信頼を得るのが先であり、他の部門の人の考え方や、意図を理解するのがまずは初めの一歩だ。

この順番を間違え、やるべきことをやらずに更に自分に実力のない所まで口を出した結果

もう皆様もお分かりだろう。その結果として待っているのは信頼を勝ち取る事はできず、依頼内容に対する顧客の満足度も上げることができず、次回以降の仕事は取り逃してしまう事にしかならない。

ただ、こういうミスは意外と多い。
自分の実力をアピールしたいと思うあまり、その気持ちだけが先行し、自分をアピールしようとなんでもわかってるフリをして色々な事に口を出す。
その結果として、自分の仕事をおろそかにしてしまう。

一番残念なパターンだ。

若い子であれば指導する余地もあるのだが、
以前にも同じ事で注意をしている40過ぎのおじさんを再度指導する程の余力は私にはない。

残念だが、新しいその仕事はまた違う誰かに頼む事になるであろう。

ここまで読んでくれた皆様には(特にこれから新しい環境に行く皆様には)このようにならず、まずは自分の事をしっかりとやって、信頼と実力をつけ、相手のことを理解することから組織に信頼される人になって欲しいと思う。


皆様の将来を応援しています。

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